夜尿症について
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【はじめに】
 夜尿症で悩み苦しむ子どもがいったいどれくらい存在するのか、正確な数字はわかりません。それは夜尿することを恥ずかしい行為と考える風潮が今なおあるため、夜尿の訴えで医療機関を受診しないからです。また例え勇気を奮い起こし医療機関を受診しても親身に話を聞いてもらえず、結局うやうやになってあきらめてしまうのが現状なのです。
 この図は5歳以上の夜尿症小児を持つ保護者766名を対象にインターネットを利用して行なったアンケート調査の結果です。全夜尿症小児の76.5%が、言い換えると4人に3人は夜尿症の相談を医師に一度もしたことが無いという結果でした。また13.6%は以前治療を行なったけれど途中で止めてしまったということは、適切な説明と治療が受けられなかったということでしょう。結局現在治療中はわずか9.9%、つまり夜尿症小児10人のうち、治療を受けているのはわずか1人しかいないと云う、悲惨な現状が明らかになったのです。残り90%の中には、毎日の夜尿で苦しんでいる子どもが半分近くもいるのです。
 夜尿症の子どもは毎日のように「また今晩も失敗しちゃうのかな」「お父さんお母さんゴメンナサイ!」と悩み怯えています。その可哀想なわが子の様子を眺めているしかない両親の心痛は計り知れません。私は夜尿症を専門とする医師であり、このような悩める親子を夜尿の苦しみから開放するお手伝いをしたいと思い、『相川先生の夜尿症相談室』を開設致しました。この相談室を通して少しでも悩みの軽減のお役にたてば、私の目的は果されたことになります。
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