夜尿症について
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【おむつ測定の手順について】
 適切な治療を行なうためには正確にタイプ分けをする必要があり、保護者の協力が不可欠となります。家庭で行なってもらった簡単な検査をもとに得られたデータから正確にタイプ分けを行ないます。
 当院では初診時から薬物治療を開始するのではなく、まず最低2〜3週間の無治療観察期間を設け、診断のための簡単な検査を行なってもらいます。そしてこのうち4日間〜1週間は睡眠中にオムツをつけてもらい、おむつ測定を行ないます。
就寝前に排尿させて、オムツをして就寝させて下さい。
(0時)(3時)(6時)の3回オムツの濡れ具合をチェックして下さい。
(0時)(3時)のオムツが濡れていた場合、速やかに取り替え、オムツ測定を行ないます。
濡れたオムツの重量(g)ー乾燥したオムツの重量(g)
=1回夜尿重量(g)=1回夜尿量(ml)
6時起床後、計量コップに排尿させ、起床時尿量を測定します。
(6時)のおむつが濡れていた場合は④と同じ様におむつ測定を行ないます。
おむつにしみ込んだ尿量(おむつ尿量と言います)の3回の合計量=夜尿量
夜尿量+起床時尿量=夜間尿量
 親は時間になったらおむつの中に手を入れておむつの状態を観察します。もし濡れていた場合には速やかに子供を起こさないようにおむつを取り替えます。この際決して起こしてトイレへ連れて行かないように注意して下さい。濡れたおむつの重量をデジタル表示の重量計で測り、あらかじめ測っておいた乾燥おむつの重量を差し引いて夜尿の重量を調べます。例えば差し引いた尿の重量が100gならば1回夜尿量は100mlです。1回夜尿量が少ない場合は膀胱型夜尿症か混合型夜尿症を考えます。
 6時起床でおむつを外した後、目盛付コップに排尿し尿量を測定します。 (6時)のおむつが濡れていたら同様におむつ測定を行ないます。3回のおむつ尿量の合計(夜尿量)と起床時尿量を足したものが夜間睡眠中に造られた総尿量=夜間尿量で、多尿の有無を判定することが可能です。多尿と判定されたら、多尿型夜尿症か混合型夜尿症を考えます。
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