夜尿症について
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【外泊行事対策について】
 どこの小学校でも、5年生になれば外泊行事があるし、6年生になれば修学旅行があります。通常は最も楽しい学校行事の一つになるはずですが、夜尿症小児にとっては最も悩める行事なのです。夜尿をしてることが友達に知られてしまう恐怖心で朝まで眠らず、昼間バスの中でぐっすり眠ってしまったという話をよく聞きます。楽しい記憶はおそらく皆無でしょう。
 私のクリニックでは、夜尿症小児を学校の外泊行事に積極的に参加させてきましたが、今のところ一度も失敗はありません。担任の先生にお願いして、夜中のある時刻に友達にわからないように子どもを起こしてもらいトイレへ連れていってもらうからです。しかしこれを成功させるには、前もって何時頃に夜尿をするのかをある程度正確に調べておく必要があります。その方法ですが、一週間就寝前にオムツをつけて寝せます。そして0時・3時・6時の3回、オムツの濡れ具合をチェックして、大体の夜尿時間を調べます。例えば毎晩3時に濡れていれば、0時から3時の間に夜尿をしたということになり、防止には0時に起こしてもらう必要があります。また6時に濡れていれば3時に起こしてもらう必要があります。ただし一つだけ注意しなければならないことは、夕食が終わってから就寝まで一切水分を摂取しないことです。
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